カールフィッシャー型微量水分測定装置

・使用目的
火山噴出物の含水量を測定する

・原理
加熱によって試料から放出された水分をキャリアガス(乾燥窒素)によって反応容器に導く.反応容器内では,水とヨウ素との反応を電気的に検出し,放出された水分量の定量を行う.
火山岩の石基ガラスの含水量の測定や全岩の含水量の測定に用いる.

本装置は150度程度まで試料を加熱し吸着水を除去するプレヒーター部分と1000度まで加熱して試料の内部水を放出させるメインヒーターとの2つのヒーターを持つ.100mg程度の試料で精度のよい測定が可能.