・使用目的 地球の深さ約15kmくらい(5kbar)までの、地殻最上部の圧力を再現できる圧力装置。 マグマ溜まりにおける物質分化の研究などに有効である。
・原理 ガス(アルゴン)を圧力媒体に用いて高圧発生を行う。試料を静水圧下で圧縮できることや精度のよい圧力発生が可能なことが特徴. 高圧試料室内のヒーターによって最高1500℃まで加熱できる。 試料をつり下げた金属線に通電して溶断することによって,試料の落下急冷も可能。